2012年02月05日

心地良さが一番。


メガネは、人間の顔に掛かるように作られていますので、
誰にでも掛けることができます(ジュニア用フレームは大人の方には無理ですが)。

だからといって、ほとんど掛け具合調整をしないメガネを渡されて大丈夫ですか。

耳の周辺の骨の形、鼻(メガネが乗る部分)の形、耳の位置など、皆さんそれぞれ違います。
うまくフィットしなければ、レンズの中心との狂いが生じ、
「見えない」「疲れる」の症状が発生し、「痛い」「ずれ落ちる」になります。

鼻、耳のまわりが片方だけ、すごく跡がついていたり、微妙に痛くありませんか。
うまくフィットしていれば、"心地良い"、とても気持ちの良い視生活が送れます。

このフィッティングという技術、微妙なテクニックが必要です。
"生きている"といってもいい、このフィッティング。

現状、メガネ店のレベルに差があるこの技術。
当店に、おまかせ下さい。
  

Posted by メガネの博宝堂 at 10:12Comments(0)大切なポイント

2012年02月02日

赤と緑の比較



上の図のような、赤と緑の四角の中の黒丸の濃さの比較の検査をしたことがありますか。

これは、屈折検査の時、その度数が適正かどうか判断する時のテストです。
色の波長の違いを利用したものです。

可視光線は波長の短い順から、紫・藍・青・緑・黄・橙・赤です。

波長が短いほど屈折率が大きくなり、光は強く曲げられ、
波長が長いと逆に屈折率が小さくなり、光の屈折は弱くなります。

下の眼の図のように、前から来た光は角膜や水晶体で屈折されて、網膜に結像します。
この時、黄色の波長の光が網膜に焦点を結ぶと、「正視」の状態、つまり遠視や近視のない状態。
緑色のような短い波長の光が焦点を結ぶと焦点位置が網膜の後方にずれていて「遠視」、
赤色のような長い波長の光が焦点を結ぶと焦点位置が網膜の前方にずれていて「近視」寄り
の状態になっていると判断します。

強度近視の方以外の近視の場合、赤色の方がハッキリしていることが決定条件の一つになります。
遠視の場合は、ケースバイケースということでしょうか。

  

Posted by メガネの博宝堂 at 11:41Comments(0)眼に関する事

2012年02月01日

dazzlin ダズリン セルフレーム。



可愛らしい内面。
きりっとした外面。

掛けるの楽しくなります。

dazzlin DZF2510 価格15.750円。  

Posted by メガネの博宝堂 at 12:52Comments(0)フレーム

2012年01月30日

近視の進行を少しでも遅く

近視のお子さんをお持ちの親御さんにとって、心配の種だと思います。

近視の進行は、身長が伸びることと無関係ではありません。
かといって、仕方がないと思われても、
生活習慣を気を付けるだけで、進む度数を少しでも小さくしてあげられます。

食べ物の好き嫌いをなくすことも必要ですが、
姿勢を正しくし、明るいところで勉強する。
ゲームなどをやる時も、目に近づきすぎないよう、明るい所でする。

近視のお子さん、近くを見ることは"得意"ですので、
本などが好きで、長い時間見続けてしまうこと多いと思います。
時々、遠くを見る習慣も必要ですね。
  

Posted by メガネの博宝堂 at 11:45Comments(0)眼に関する事

2012年01月29日

ジュニア向きフレーム。MY DO



ジュニア向きフレーム。

MY-DO(マイドュー)。耳に掛かかる部分、調節可能でフィット感良好。

メーカーさんの、"とにかくしっかりしていなくては"のコンセプトから生まれた商品。

WMG 108。当店販売価格、12.600円。

  

Posted by メガネの博宝堂 at 11:48Comments(0)フレーム

2012年01月28日

網膜にある血管が見えない理由


       <標準眼科学より>

じっと一点を見つめている時でも、私達の眼は、絶えず動いています。
肉眼では分らない、とても細かな動きですが。

その動きは、3種類ありますが、その中のSaccadeという動き、
人間の体の中で一番早い動きです。
それが、視力の保持に大切な役割を担っています。

そして絶えず動いていることで、
私達の網膜の血管、網膜の前にあるので見えてもいいはずなのに、
認識できないようになります。
見えてしまっては困りますものね。
うまくできていますね。
  

Posted by メガネの博宝堂 at 12:26Comments(0)眼に関する事

2012年01月24日

左右の眼の差

眼の視力を補正していくのに、左右の度数が、大きく違う方。
違いすぎるとの理由で、度数を弱くしてメガネを作製していませんか。

眼の屈折力が強い方の場合、両眼しっかり視力を補正したい時は、
メガネだと、見る物の大きさが左右違ってしまうので、
片方は弱めて、補正視力を落としてメガネを作らねばなりません。
でも、眼の屈折力は普通でも、眼の軸(長さ)が原因の方は、
補正度数が、かなり違っていても掛けていられる場合があります。

なるべく、両方の眼とも視力は出しておきたいですよね。

視力が左右で極端に違う方だけということではなく、
視力があまり差がなくても、補正度数が大きく違うということです。

当店の不等像視(左右で見る像の大きさの違いを調べる)テストで確認できますので、
どうぞご来店ください。  

Posted by メガネの博宝堂 at 19:35Comments(0)眼に関する事

2012年01月22日

ユゲ・タカノリ ニューステージ2



ユゲ・タカノリ 日本の世界的フレームデザイナー。

斬新な発想で生まれたデザインですが、
掛けて見ると違和感無く、しっくり馴染みます。

new stage2 価格29.800円。  

Posted by メガネの博宝堂 at 19:10Comments(0)フレーム

2012年01月21日

キャッチボール

昨日の、見る能力の中の、視覚認知についてもう少し。

視覚認知とは、見たものを理解すること。細かく分類すると、
視覚弁別ーものの基本的な特徴、形、大きさ、位置、色などを認識する能力。
図地弁別ー対象物と背景を区別できる能力。これが弱いと、どの絵や文字を見るべきか解らなくなったり混乱します。
視覚の恒常性ー例えば、車が遠くにあって実際より小さく見えても、それが何かわかる能力。
視覚閉合ー部分的に欠けていても不完全でも、記憶と照合して判断ができる能力。
視覚・運動統合ー例えば、動くボールを捕るのに手をどこにもっていくか、はさみや鉛筆を使うのも、おもちゃを扱うのもこの能力。
他に、視覚注意や視空間認知や視覚的記憶などがあります。

これらが一つでも苦手な方、学生さん、こどもさんは、
特に近くの仕事、本読み、書くことが苦痛でしょう。長続きがしないことでしょう。
また、運動や工作が苦手の場合、視覚認知が原因ということもあります。  

Posted by メガネの博宝堂 at 17:37Comments(0)眼に関する事

2012年01月20日

物を見るという能力


物を見るということ、これは能力、一種のテクニックです。

○興味のある視物を、両眼の視野に位置させる眼の運動能力。
○両眼の視野に入った視物を、固視(見続ける)能力。
○眼の中の色んな器官の働き。
○感覚を運動につなげられる連絡システム。

これら、すべての方に備わっているわけではなく、うまくいかない方、おられます。
近くを見ていて、遠くを見るのに時間がかかる。
逆に遠くを見ていて、近くのピント合わせが大変。
本を読んでいて、行が飛ぶ。眩しい。
頭痛、肩こりだけでなく、涙がでる。眼がチカチカする。
片眼では一つなのに、両眼では物が二つに見えるなど。
そんな方、勉強や仕事に差し支えるでしょう。

「視力は良いのに」、「メガネを掛ければ見えるのに」といっても
ただ見えるというだけでは、事足りないのです。

その答えを出す為に、両眼視機能検査が必要です。  

Posted by メガネの博宝堂 at 19:34Comments(0)眼に関する事